今日は現場でおきてしまったお恥ずかしい事件を書こうとおもいます。
つい先日、基礎の布打設が終わり現場の確認をしてまいりました。
設備の配管の状況や、鉄筋のかぶり厚さや、ホールダウン金物など。
現場はとても綺麗な状態でした。その後、コンクリート打設になり、養生期間に入りました。基礎屋さんはしばしお休みです
そして、埋め戻しの前日に事件がおこりました。
弊社の基礎の中は、生コン、断熱材、砕石と、トータルで約30センチは色々敷き詰めるのでレベルを見ながら基礎屋さんも綺麗に埋め戻し準備してたので、内部は綺麗でした。が!しかし!
基礎の中にゴミみたいな汚い土が放り込まれてました。私達も見たことのない光景に唖然で。。。すぐに設備屋に確認。
もちろん怒りはこみあげてますが、私達よりもはるかに怒り心頭なのは、お客様です。一緒に怒る前に私たちの立場としては、まずは謝ることしかできず、当人たちは、言い訳すらできないような失態です。技術的な問題ではなく、人として、、という話です
一度、この不誠実な作業をみるとすべてが信用できなくなるのは当然のことで、全部施工した部分をあらわにするまで、掘り起こし、状況を確認してもらい、ひとつひとつお客さんが納得するように、施工説明をさせました。約1日かけての作業でしたが、お客様にも時間を割いていただき、納得いくまで、汚い土もだしてもらい、施工済みの土も全部掘り起こし配管説明。見えない部分の配管はきちんと作業していたので、お客様にもなんとか納得していただき今日の作業はおわりました。根気良く、話をきいてくれたお客様だったから、施工説明もわかっていただくことができました。
汚い土を投げ入れたのは職人たちですが、一番責任あるのは、管理する立場にある私達であります。
子は親の鏡といいますが、現場の職人さんは、私たちの鏡でもあるのだとおもいます。それを考えると、本当に今後もしっかりと 現場を、そして職人さんたちを 見ていかないといけない!と改めて反省いたしました。
オーナー様には本当に心配をさせてしまい、。時間を割かせてしまい、本当に本当に申し訳ないです。
弊社のオーナーさんは、根気良く作業を確認してくれて、冷静に色々指摘してくれて、これからの工程の話しもきちんと聞いてくださり、これからちゃんとした物作りをしていかなきゃいけないという目的に改めて私たちと一緒に進んでくださってます。本当に感謝しかございません。
中には、このようなオーナー様とはちがい、こちらの謝罪もうけいれてもらえず、話しも拉致が開かなくて、ただただ工事ストップさせる方もいらっしゃるのではないかなとおもいます。
そのような状況にならずに、謝罪の気持ちを持ちながら施工にあたれることに、私達は全力で感謝しないといけないなと、おもっております。